管理栄養士コラム『はゔぁぐっでい!』
2022.03.29
【栄養相談】糖尿病と果物の上手な付き合い方
私たちグッドプランニングの調剤薬局の店舗には管理栄養士が在籍しています
薬局での対面に限りますが、無料で随時実施しています。
今回は栄養相談で血液検査結果が改善した事例をご紹介します
【栄養相談】糖尿病と果物の上手な付き合い方
- <患者様情報>
- ・80代女性
- ・糖尿病、血圧、コレステロール、眠剤などの15種類の薬を服用中
- ・検査値:HbA1c 9.5% 血糖:415
- <患者様背景>
- 糖尿の血液検査結果が悪くなり、医師からも炭水化物を減らすように言われ
- 栄養相談を実施しました。
- <栄養相談内容>
- 1日の食事内容をお伺いすると、芋類や果物が好きでリンゴやバナナをよく食べていました。
- 果物は糖質量が多いので、1日の目安量と空腹時は避けて食後に食べるようにお伝えしました。
- <取り組み内容>
- 芋類や果物は毎日食べないように週1~2回で取り組んでくださいました。
- また、食べるときは目安量を守っていました。
- <改善結果>
- 5か月で4回の栄養相談を実施しました。
- 血糖:415→295
- HbA1c:9.5%→8.7%
- <管理栄養士コメント>
- 5か月間、芋類や果物の目安量とタイミングを見直すことで血液検査も下がってきました。
- 今後もこの検査値が改善するようにできることを一緒に考えていきましょう。
最後までご覧になった方への栄養豆知識をお伝えします
果物の1日の目安量とは?
- ・みかん:中2個(200g)
- ・りんご:1/2個(150g)
- ・バナナ:1本(100g)
- ・ぶどう:10~15粒(150g)
- ・桃:1個(200g)
- ・キウイ:1.5個(150g)
- ・いちご:10~15粒(250g)
それぞれ100~200g(80㎉)程度になります。
果物はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なので目安量を守って上手に取り入れましょう
栄養相談をご希望の方
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