神戸の調剤薬局

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管理栄養士コラム『はゔぁぐっでい!』

2023.09.22

【健康栄養だより】水分補給と飲み物について考えよう

 こんにちは!☺

グッドプランニングの調剤薬局では、毎月、管理栄養士が作成する健康・栄養だよりを発行しています。病気の食事についてや季節に合った食事、話題の食事について等様々なテーマを取り入れています!グッドプランニングの調剤薬局全店で受け取れるようになっておりますので、お近くの店舗のスタッフにお声がけください!


~健康栄養だより 第28号「水分補給と飲み物について考えよう」~

  • 人間(成人)のからだの約60%は水分です。人間は1日に2.5Lの水が必要です。飲み水からは1.2L必要です。

◎年代別の特徴

  • 小児‥水分量70~80%
  •  →体内の水分量が多く、バランスが崩れやすいので、脱水に注意が必要
  • 高齢者‥水分量50%
  •  →口渇感を感じにくい。水分不足になりやすい。
  •  ➡こまめな水分補給が重要

◎こまめな水分補給を☕

  • ・一度に飲める量でこまめに少しずつ水分補給をしましょう!
  • ・コップ1/4杯、コップ1/2杯など自分に合った量をこまめに摂ることが大切です◎

◎アルコールの摂り方🍺

  • 〇節度のある適度な飲酒:1日平均純アルコールで約20g程度
  •  ※女性、高齢者はより少量の飲酒量が推奨されています。
  •  ・純アルコール20gの目安
  •   ビール(5%):500mL チューハイ(7%):350mL ワイン(12%):200mL 日本酒(15%):180mL 焼酎(25%):100mL ウイスキー(43%):60mL
  • 〇アルコール飲料を飲むときはアルコール度数が低いものから順番に飲むようにしましょう!
  •  アルコール濃度が高いお酒から飲むと、血中アルコール濃度が急激に上昇し、酔いやすくなり、胃腸や肝臓への負担にもなります。
  •  
  • 〇お酒を飲んだ分より多くの水を摂取しましょう!
  •  アルコールには利尿作用があり、通常より尿の量を増やします。つまり、その分の体内の水分が多く出てしまうことになってしまいます。
  • ◎アルコール以外の嗜好飲料
  • 〇嗜好飲料の摂取量の目安
  •  ‥菓子類・嗜好飲料の摂取量は合わせて1日200kcal程度
  • 〇カフェインを含む飲料
  •  摂取量の目安‥健康な成人:400mg程度まで、妊婦や授乳婦:200mg程度
  •   ※カフェイン400mg:コーヒーをマグカップ(240mL入り)3杯程度
  •   ※カフェインには尿へのカルシウムの排泄を促進する作用があります。高齢者や骨量が気になる方はカフェインレスのコーヒーがおすすめです。
  • 〇ジュース・果物入り飲料
  •  「ジュース」‥果汁100%飲料
  •  「果汁入り飲料」‥果汁10%以上100%未満
  •  「果実・野菜ミックスジュース」‥果汁+野菜汁=100%
  •  ※炭酸飲料や清涼飲料水と比べると、ジュースや果汁入り飲料はビタミンやミネラルを含みます
  • 〇炭酸飲料・清涼飲料水
  •  炭酸飲料や清涼飲料水には砂糖がたくさん含まれています。たくさん飲むことで高血糖状態を招く「ペットボトル症候群」のリスクがあります。血糖値が上昇すると、のどが渇くため、更に炭酸飲料や清涼飲料水を飲んでしまうという悪循環に陥ります。0kcalでも0kcalではない可能性があるので、注意が必要です。
  • ★飲み物のブドウ糖や甘味料に注意★
  • 甘い飲み物に含まれる「ブドウ糖」を摂り過ぎてしまうと、血糖値を急激に上げてしまう原因になります。飲み物に含まれる「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」には注意しましょう。
  •  また、低エネルギーのものでも砂糖よりも何倍も甘く感じる甘味料を使用しているものもあり、甘い物への依存度が高くなる可能性もあるので、摂り過ぎには気を付けましょう!

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  • ◎健康・栄養だよりbuck number◎                                                   
  • 第1・2号 免疫力を高めよう
  • 第3号 夏の暑さから体を守ろう
  • 第4号 目の疲れ対策
  • 第5号 食後血糖値を抑えよう
  • 第6号 寒い冬を乗り切ろう
  • 第7号 質の良い睡眠をとりましょう
  • 第8号 食物繊維をたくさん摂ろう
  • 第9号 熱中症を予防しよう
  • 第10号 便秘を予防しよう
  • 第11号 体をたくさん動かそう
  • 第12号 冷えを予防・改善しよう
  • 第13号 油を上手に使おう
  • 第14号 ファイトケミカルについて
  • 第15号 薬膳の考え方を普段に
  • 第16号 食事でフレイルを予防しよう
  • 第17号 食中毒を予防しよう
  • 第18号 人工甘味料の上手な使い方
  • 第19号 ビタミンについて
  • 第20号 貧血を予防しよう
  • 第21号 食品表示の見方を知ろう
  • 第22号 糖尿病の方の間食について
  • 第23号 カリウムについて
  • 第24号 下痢の時の食事
  • 第25号 高尿酸血症
  • 第26号 花粉症対策
  • 第27号 骨粗鬆症を予防しよう
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