管理栄養士コラム『はゔぁぐっでい!』
2024.01.16
【健康栄養だより】食事で解消できる!慢性的な肩こり・頭痛・疲労
こんにちは
グットプランニングの調剤薬局では、毎月、管理栄養士が作成する健康・栄養だよりを発行しています。
病気の食事についてや季節に合った食事、話題の食事について等様々なテーマを取り入れています!グットプランニングの調剤薬局全店で受け取れるようになっておりますので、お近くの店舗スタッフにお声掛けください。
~健康栄養だより 第35号「食事で解決できる!慢性的な肩こり・頭痛・疲労」~
日々のお疲れから、肩こり・頭痛でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今月はそんな症状を解消できる栄養素や食事についてご紹介します
◎肩こりや頭痛の原因って?
四十肩・五十肩などの関節や筋肉の病気によるものや、更年期障害、血圧以上、狭心症などの病気や症状によるものなど様々です。
【日常生活によるもの】
- □長時間同じ姿勢での作業
- □目の疲れ
- □運動不足
- □姿勢が悪い
- □精神的な緊張
- □寝具が体に合っていない
- □体の冷え など
◎肩こりを防ぐ!入浴方法
37~40℃のお湯に15~20分程度、しっかり肩まで浸かることで血流を促し、肩こり・肩こりからくる頭痛をやわらげます。
◎食事で解消しましょう!
主食・主菜・副菜とバランスのとれた食事を基本に、つらい肩こりのときは以下の栄養素が血流の悪さを改善し、
症状の緩和にはたらきかけます。
①ビタミンB₁:糖質を分解し、エネルギーに変える役割があります。不足すると糖質の分解ができず乳酸などの疲労物質が蓄積しやすくなります。
食材➡豚肉、鯛、ぶり、玄米ご飯、大豆、枝豆など
②ビタミンE:末梢血管を広げて血流の流れを良くします。酸素・二酸化炭素の交換がスムーズに行われ、乳酸も排出されます。
食材➡かぼちゃ、ほうれん草、アーモンド、アボカドなど
◎偏食をさけましょう
肩こりや頭痛、慢性的な疲労は、多忙で無理が続き、偏った食事を摂り続けていると陥りやすいです。
夕食時は、筋肉活動や血流改善に必要な緑黄色野菜や、魚・豆類を積極的に食べ、お酒の飲み過ぎや食べ過ぎで弱った胃腸や肝臓をいたわりましょう。