管理栄養士コラム『はゔぁぐっでい!』
2024.04.08
健康栄養だより38号 お酒との上手な付き合い方
こんにちは
グットプランニングの調剤薬局では、毎月、管理栄養士が作成する健康・栄養だよりを発行しています。
病気の食事や季節に合った食事、話題の食事等様々なテーマを取り入れています!
グットプランニングの調剤薬局全店で受け取れるようになっておりますので、お近くの店舗スタッフにお声掛けください
健康栄養だより 第38号「お酒との上手な付き合い方」
お酒を飲んで「酔い」などの効果をもたらすのはアルコールです。お酒に含まれるアルコールの濃さ(強さ)は種類によって異なりますが、アルコールの体や精神に対する影響は、飲んだお酒の量ではなく、摂取した純アルコール量が基準となります。
- 01 アルコールの代謝
- 飲酒した際、飲んだお酒に含まれる
- アルコールの大半は、小腸から吸収され、血液を通じて全身を巡り、肝臓で分解されます。アルコールの分解には、体内の分解酵素と呼ばれる物質等が関与していますが、体質的に分解酵素のはたらきが弱いなどの場合には、少量の飲酒で体調が悪くなることもあります。
- 02 飲酒による身体への影響
- 【年齢】高齢者は若いときと比べて、体内の水分量の減少等で同じ量のアルコールでも酔いやすくなります。
- 【性別】女性は、一般的に男性と比較して分解できるアルコール量も少ないことから、アルコールの影響を受けやすいことが
- 知られています。
- 【体質】アルコールを分解する体内の分解酵素のはたらきの強い・弱いなどが、個人によって大きく異なります。
- 飲酒により、顔が赤くなったり、動悸や吐き気がする状態になることがあります。
- 03 適切な飲酒量
- 厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、
- 節度ある適度な飲酒量 ▸1日平均純アルコールで、約20g程度
- 生活習慣病のリスクを高める飲酒量 ▸1日あたりの純アルコール摂取量が 男性40g以上・女性20g以上
- お酒と一緒に楽しみたい食べ物
- 肝臓に負担をかけないためには、食べながら飲むことが大切です。ただし、お酒は食欲を増進させるので、食べ過ぎないように注意が必要です。一緒に食べるおつまみはから揚げなどの油の多いものや、塩分の多いものが多くなりがちですが、飲酒は適度な量にとどめ、良質のたんぱく質がとれる主菜や、ビタミン・ミネラルが豊富な副菜を上手に選んで楽しく飲みましょう。
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病気の食事や季節に合った食事、話題の食事等様々なテーマを取り入れています!
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健康栄養だより 第38号「お酒との上手な付き合い方」
お酒を飲んで「酔い」などの効果をもたらすのはアルコールです。お酒に含まれるアルコールの濃さ(強さ)は種類によって異なりますが、アルコールの体や精神に対する影響は、飲んだお酒の量ではなく、摂取した純アルコール量が基準となります。
- 01 アルコールの代謝
- 飲酒した際、飲んだお酒に含まれる
- アルコールの大半は、小腸から吸収され、血液を通じて全身を巡り、肝臓で分解されます。アルコールの分解には、体内の分解酵素と呼ばれる物質等が関与していますが、体質的に分解酵素のはたらきが弱いなどの場合には、少量の飲酒で体調が悪くなることもあります。
- 02 飲酒による身体への影響
- 【年齢】高齢者は若いときと比べて、体内の水分量の減少等で同じ量のアルコールでも酔いやすくなります。
- 【性別】女性は、一般的に男性と比較して分解できるアルコール量も少ないことから、アルコールの影響を受けやすいことが
- 知られています。
- 【体質】アルコールを分解する体内の分解酵素のはたらきの強い・弱いなどが、個人によって大きく異なります。
- 飲酒により、顔が赤くなったり、動悸や吐き気がする状態になることがあります。
- 03 適切な飲酒量
- 厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、
- 節度ある適度な飲酒量 ▸1日平均純アルコールで、約20g程度
- 生活習慣病のリスクを高める飲酒量 ▸1日あたりの純アルコール摂取量が 男性40g以上・女性20g以上
- お酒と一緒に楽しみたい食べ物
- 肝臓に負担をかけないためには、食べながら飲むことが大切です。ただし、お酒は食欲を増進させるので、食べ過ぎないように注意が必要です。一緒に食べるおつまみはから揚げなどの油の多いものや、塩分の多いものが多くなりがちですが、飲酒は適度な量にとどめ、良質のたんぱく質がとれる主菜や、ビタミン・ミネラルが豊富な副菜を上手に選んで楽しく飲みましょう。