管理栄養士コラム『はゔぁぐっでい!』
2024.06.01
【健康栄養だより】 薬について知ろう
こんにちは
グッドプランニングの調剤薬局では、毎月、管理栄養士が作成する健康・栄養だよりを発行しています。
病気の食事や季節に合った食事、話題の食事等様々なテーマを取り入れています!
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健康栄養だより 第40号 「薬について知ろう」
薬というのは正しく使えば自分の健康を守ってくれますが、使い方を間違えると本来得られる効果を得られないことや、健康を害したりする可能性もあります。今月は薬の正しい飲み方や注意点について改めてご紹介します。
薬と食べ物は体内のどこへいくでしょうか?
薬 胃→小腸で消化吸収され、肝臓で利用されます。肝臓を通り薬の効果が出始めます。
食べ物 胃→小腸で消化吸収され、エネルギーなどとして利用されるものと排泄されるものに分かれます。
- 注意して飲む薬
- 薬の種類によっては、飲み物により薬の効果が強くなるものや弱くなるものがあります。
- 今回は代表的な例をご紹介します。薬によって違うこともあるので、詳しくは薬剤師までご確認ください。
- ▸ 一部の高血圧の薬
- グレープフルーツジュースに注意!グレープフルーツジュースに含まれる成分によって
- 薬が長く体内にたまり、必要以上に強い効果が出る可能性があります。
- ▸ 一部の抗生物質
- 牛乳に注意!牛乳に含まれるカルシウムや鉄が薬に含まれる成分と反応して吸収されなくなり
- 効きにくくなります
- 薬を飲むタイミング
- 食前の薬
- 胃に食べ物が入っていない方が吸収や効果が良い薬は食前
- 食後の薬
- 食べ物でコーティングされて胃の刺激が少なくなる
- お薬は用法・用量を守って正しくお使いください
- 気になることがあればお気軽に薬剤師までご相談ください