神戸の調剤薬局

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グッドプランニングの子ども薬剤師体験会

「地域でもっと、健康を考える機会を増やしたい」という調剤薬局グッドプランニングの思いから 生まれた子ども薬剤師体験会。
薬剤師が調剤薬局でどんな仕事をしているか、どんなところに注意をしているか、どんなふうに 患者さんを見つめているかを子どもたちに感じとってもらえればと考えています。

調剤の流れ

STEP 1
  • 調剤薬局で働く薬剤師の仕事をわかりやすくレクチャー

    薬剤師の仕事を、受け取った処方箋通りに薬をそろえて出すことだと思っている方はたくさんいます。処方箋に書かれた薬を正しく早くお渡しするのは薬剤師の使命ですが、調剤 薬局グッドプランニングの薬剤師はそこで終わらないことを知ってもらいます。
STEP 2
  • ジュースやチョコレートを薬に見立てて、薬の袋づめに挑戦

    薬は、分量を正しく守って飲んでもらわないと、期待通りの効果が得られません。だから 錠剤の個数を数えたり、液剤の分量を測るときは、多すぎたり少なすぎたりしないよう、慎重に慎重に作業をしてもらいます。子どもたちの、手もとを見つめる目つきも真剣そのも の…!
STEP 3
  • 患者さん(お父さん・お母さん)にお薬の飲み方を説明

    薬の効果をしっかり発揮させるためには、飲む時の注意事項を患者さんに理解してもらい、守ってもらうことも大切なポイントです。「ごはんの後、30分以内に飲んでくださいね」 「お茶ではなく、水で飲みましょう」など、大きな声でハキハキ説明できるかな…?
STEP 4
  • 子ども薬剤師体験会修了証のお渡し

    「早く健康を取り戻してほしい」と思いを込めて薬をそろえ、飲み方を分かりやすく説明で きる薬剤師のタマゴたちには、体験会の最後に、子ども薬剤師体験会修了証をお渡しします。この機会を通して、子どもたちの将来の夢の一つに薬剤師が加わるとしたら嬉しいです。

なるほど!知っトクコラム

子どもたちの体験活動の重要性

近年における子どもをめぐる課題

子どもたちを取り巻く環境は、時代とともに大きく変化しています。価値観や生活様式が多様化する反面、社会の傾向はコミュニケーションの希薄化、地域の地縁的なつながりの希薄化などの状況が見られると指摘されています。こうした社会傾向によって、人間関係を上手に作れない、集団生活に適応できない、暴力で感情を訴えるなど、子どもたちをめぐる課題も変化しつつあるのです。
問題の背景にあるのは、「自然や地域社会との深く関わる機会の減少」や、「集団活動の不足」、「物事を探し回って吟味する機会の減少」など。少子化、核家族化、情報化など、時代の発展による産物と言えるでしょう。問題解決するために学校や家庭、地域社会においても多彩な取り組みが行われています。そのひとつとして、体験活動が重要視されているのです。

体験活動の種類

体験活動とは、言葉の通り「自分の身体を通じて実地に経験する活動」のことで、本人が身体全体で対象に働きかけながらかかわっていく活動のことです。そうした体験活動の中にも種類があり、対象となるものに実際にかかわっていく「直接体験」をはじめ、テレビやインターネットを通じて感覚的に学ぶ「間接体験」、シミュレーションを通じて学ぶ「擬似体験」があると言われています。

体験活動の教育意義

体験活動は、豊かな人間性、生きる力の基盤(自ら学び、考える力など)、子どもの成長の糧としての役回りが期待されています。体験活動を介して、思考や実践のスタート地点、あるいは基盤として、その他、思考や知識を働かせながら実践し、より充実した生活を作り出していくために体験が必要であると考えられているのです。

国によって発表された体験活動における教育意義は、以下から整理されています。

1.社会を生き抜く力の養成
2.自然や人とのかかわりの中で生きていく力の育成
3.規範意識と道徳性の涵養
4.学力の育成
5.勤労感・職業観の醸成
6.社会的・職業的自立に必要な力の育成
7.課題を抱える青少年への対応
8.発達段階

体験活動によって期待できる効果

体験活動で期待できる効果は、「子どもの心の動き」や「他者・社会とのかかわり」、そして、「学習に対する興味・関心」です。体験活動は、あくまで一連の教育課程として捉えられる学習活動。
そのため、他の学習活動と作用し合うことで、人間性や生きる力の構築などが期待できます。

グッドプランニングの体験活動「子ども薬剤師体験会」においても、健康や働くことへの興味・関心を育て、他者との関わりによって自他を理解し、子どもたちが抱える課題の解決や、人間性や生きる力の構築の一助となるよう、誠心誠意向き合います。そして、未来を創る子どもたちの心身を育むことで、社会貢献にもつながると信じています。
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